明治大学実験劇場

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２００５年９月２３日～２５日

実験劇場×劇団螺船　特別合同公演
宮澤賢治×別役実　『銀河鉄道』

演出構成：浅沼ゆりあ　演出助手：伊藤葵
役者：実験劇場･･･伊藤葵・尾杉悠・後藤剛範・山中彩恵子
　　　劇団螺船･･･田中典芳・千葉佐知子・平田将人・山崎美生
裏方：富森邦彦（実験劇場）・野口慶太（劇団螺船）

実験劇場とおなじく、明治大学で長い歴史を持つ劇団螺船さんとの合同公演。
折角二色の色が織り交ぜられるのだからと、宮澤賢治の「銀河鉄道の夜」と、その２５年後を描いた別役実の「ジョバンニの父への旅」を混ぜ合わせた作品となりました。

稽古風景
　　　　
色とりどりの透明なビニール傘を使用した体表現。
アコーディオンの音に乗せて踊ったりもしました。

舞台写真
　　　　
古い小学校の校舎をイメージした、懐かしい雑多な舞台。
物が多く、小屋（劇場）自体の雰囲気もあいまって、全体的におもちゃ箱のような雰囲気になりました。
写真の床は創りかけです･･･実際本番では、小学校の校舎のように、舞台下段と両側の花道とに四角いパネルが敷き詰められました。
　　　　
舞台左手（下手）に空き缶を錆びさせてつなげた首吊り死体がたわわに成り、右手（上手）にようかんの缶詰の蓋を糸で吊るした銀河帯がきらきら光った舞台。
舞台上には本を大量に並べ、左右端にはゴミ溜めのように様々なものを置き、舞台奥には色とりどりのビンを並べた学校の陳列棚を設置した。

その他
１..　　　　２..
１..小屋全体に防音の穴があいていて、作業はその白い穴を一つづつ埋めてゆく所から始まりました。
２..公演後のバラシの様子







２００５年７月２日

実験公演　シェイクスピア作『Macbeth－マクベス』再演
　　　　　　　　　　～６人の役者による「マクベス」～

演出構成：浅沼ゆりあ　演出助手：伊藤葵　振り付け：福地ひとみ
役者：後藤剛範・尾杉悠・本郷陽介・富森邦彦・伊藤葵・山中彩恵子

２００５年３月に演劇学専攻ゼミ公園として行った「マクベス」の一日きりの再演。
落とし幕や蝋燭を使ったりと、初演と変わってスペクタクル要素を大きく取り入れました。


初演時は、マクベス・マクベス夫人の二人が一本の筋を通し、残り３人が魔女という形をとったコロスの５人劇でした。
対し再演は、マクベス以外は夫人も含め全員魔女である６人劇。５人の魔女であるコロスたちが、マクベスをいたずらに揺さぶってゆく様子を描きました。
　　
初演・再演共にマクベス夫人（魔女）とマクベスを演じた尾杉悠と後藤剛範。

稽古風景

舞台中唯一の暗転があけると、真っ暗だった舞台に赤が散り、コロス達が死体となっている。
その死体のシーンの練習風景です。







２００５年４月２９日～５月１日

新入生歓迎公演『零下２００度に咲く林檎の花』
　　　　　　　　　　～マルス～最も愛しき女性へ

出演：山中彩恵子・伊藤葵・浅沼ゆりあ

サティの音楽が流れ続ける中、延々と続いてゆく女３人の物語。

舞台

両サイドから観ることが出来る両面円形舞台。
全体が白で覆われ、林檎の花をイメージとして創りました。







２００３年１１月２日・３日
明大祭特別講演　三島由紀夫「近代能楽集」より
　　　　　　　　　　　　『葵上』

演出：大前摩希子　舞台監督：中島遊
出演：山中彩恵子・杉田直兼・伊藤葵

チラシ撮影時の写真。
撮影：サイトウヒロキ